毒 | 々 | コ | ラ | ム |
◇ げぇむさいえんす ◇
毎度毎度、ステキなゲームを取り上げているこの「げぇむさいえんす」。 今回も面白いゲームを取り上げてゆきましょう〜。 | |
なんだか、毎回出だしが同じだよね。何か気の利いたような方法はないのかな? | |
むー。それは難しいですよー。 じゃあ、どうすればいいんですか? | |
じゃあ、いつもよりエロエロでやってみようか。 | |
そこのお兄さん、よってらっしゃ〜い♪ お姉さんが楽しくゲームを教えてア・ゲ・ル♪ | |
……。 さて、さっさとゲームの紹介をはじめようか。 | |
あっ、ひどーーーいっ! |
クリムゾン3 |
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PC-8801ってゲーム機は知らないですけど、また新型ハードなんですか? それにしては画面とか殺風景ですね。 | |
こらこら、タイムスタンプの1990年を見落として欲しく無いなぁ。前にPC-9801の説明をちょっとやったと思うけどあれよりも古いマシーンだ。 ちなみにゲーム機じゃなくてパソコンだけどね。 | |
なんでまたそんな古いゲームを取り上げるんですか? | |
この「げぇむさいえんす」のそもそもの始まりは古いゲームを訪ねて新しきを知る。温故知新の精神で紹介しているんだ。 | |
じゃあ、前回のあずまんが大王って……? | |
まぁ、たまにはそういうこともある。 気を取り直して、ゲームの紹介をしてゆこう。 |
見た感じ、普通のRPGですね〜。ドラクエみたいな感じ。 | |
そうだね。ドラクエやファイナルファンタジーがファミコンでブームだった頃、パソコンの方ではクリムゾンというゲームがブームになっていたんだ。 今回取り上げるのはその第3作目だ。 | |
3作も続編が作られると言うことはそれだけ人気だったんですね。 見た感じ、かなり出来も良さそうですし。 | |
そうだねぇ。グラフィックも結構緻密に描かれているので、とても楽しく遊べるぞ。 PC-8801というと色も16色、サウンドも現在とは比べモノにならないぐらい劣る装備しかないというのに、現在でも通用しかねないぐらいのクオリティを誇っている。 | |
すごいですね〜。 | |
今のようにポリゴンだムービーだ主題歌だなんてものはないけども、ゲームとしての面白さは充分凝縮されていると思う。 ただ…… | |
ただ、なんですか? | |
ただ、この頃のゲームって情報量が少ないことが多いので次何処に行けばいいか判らなくなることはあるけども。もしくはイベント連発の一本道ストーリーのどちらかだな。 | |
でも、それって今も大して変わってないと思うんですけど…… | |
ぐふっ。 |
さっきも語ったとおり、このゲームはとてもグラフィックが綺麗なのだよ。 | |
って、どうして女性モンスターばかり選ぶんですか?? | |
よいではないかよいではないか。無骨な戦士や骸骨オバケなんか出しても萌えないんだから、やっぱりエロエロのモンスターの方がよいだろう。 このぐらいのモンスターなら、スーパーファミコンでも大丈夫のようだしな。 | |
むぅ〜 | |
ちなみに戦闘にはある法則があって、今のRPGでは当たり前の「素早さ」の概念が無く、こちら側が全て攻撃をしてから敵が攻撃をしてくる方式を採っている。そのため、それに応じた戦略が必要になってくるのだが、この場合、どのような対策を取るべきか姉さんはわかる? | |
えーー? 普通と一緒じゃないんですか? | |
確かに一緒なんだけど、不意打ちを食らわない限りは必ずこちら側から攻撃できるので、攻撃力重視で結構進むことが出来る。特にこのゲームは敵があまりお金を持っていないので武器を買うのが精一杯、ということがよくあるしな。 | |
ふむー。 | |
次に、このクリムゾン3がドラクエやFFより凄い機能もあったりするので、それを紹介しよう。 |
このクリムゾン3、2つの大陸を行き来して仲間を増やしたりいろいろなアイテムを揃えたりイベントをこなしてゆくのだけど、とにかく豊富なダンジョン数には驚かされるばかりだ。よくもまぁフロッピーディスクにここまで入っていると思ってしまうほどに。 | |
そうですね〜。 オープニング用のディスクにゲームシステムディスク、あとはシナリオディスクが2枚だけですからね〜。容量を考えるとやはり凄いですね。 | |
うむ。さらに驚かされたのは潜水艇の存在だ。 潜水艇というとFF3のイメージが大きいのだけど、これがまた潜水艇という機能を利用した嫌らしいぐらいのマップがあったりするんだけどね。 | |
潜水艇を使って潜って、地上を歩いてまた潜る……って奴ですね。 | |
そうそう。 とにかくこのゲームが難解なのは無駄にダンジョンが長いのもある。何度かプレイすれば道を覚えるので大丈夫だろうけど、とにかく大回りを要求されることが多く、もう一度同じダンジョンに行きたいとは思わせない造りをしている。 | |
うわ〜、それはダメですね。 | |
しかし、画期的なアイテムがあるのでそれを使えば何とかなるんだ。 そのアイテムとは、これだ。 |
シグナスワープとペガサスワープというアイテムがあるのだが、これを使用するとセットした場所にワープできる代物だ。つまり、ダンジョンの奥深くでパーティーのHPが危険になったとき、これをセットして町に戻れば、回復してからまた同じ所から再挑戦する事が可能だ。 | |
それは便利すぎるアイテムですね〜。 | |
そうそう。だからボス直前でセットして回復してから挑戦できることになるのだが、こういう何でもありの状態でもゲームバランスが破綻しないのは単に難しいと言うべきなのか、ボスが強いだけなのか……。 | |
たぶんワープを使いまくることを前提としてゲームが作られているんでしょうね。だからダンジョンもやたら広かったりするのかも。 | |
なんだかその説は正しいような気がしてきた……。 |
ちなみに、このゲームにはなぜか変なアイテムが存在するぞ。 | |
わーー、えろえろだ〜。 | |
このゲームではなかなかお金が貯まらないと先ほど説明したが、超高額でこのような写真を売っている闇業者がいるワケだが、購入するとエロエロな写真を拝むことが出来るぞ。 | |
むはー | |
でも序盤から売っていたりするので、強力な武器や防具よりも写真を買ってしまって後から後悔するようなことは、男として当然だと思うのだが。 | |
ちょっとそれは……、一応ゲーム終盤ではお金も余ってくると思いますし。 | |
いや、欲しいと思ったアイテムが出たらすぐさま購入するのが漢(おとこ)と呼ぶべきではないのかね? この写真があれば後になってやる気が…… | |
出ません出ません。 | |
ゲームとして面白く、またエロエロ要素もあるのでお奨めではあるがやはり知名度が低かったのが残念なところか。スーパーファミコンあたりでリメイクして欲しかったなぁ、と個人的に思ってしまうゲームだね。 | |
エロは別になくても良いと思うんだけど…… | |
何を言う。エロこそ活動の糧、生物としての欲求なのだぞ!!! 今までの「げぇむさいえんす」で勉強したと思ったのだが……再教育だな。(キュピーン) | |
いや〜〜っ!! え、久しぶりにこのオチですか〜? |
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