◇ ダブル豊年祭! −田縣神社篇− ◇
3月14日、愛知県犬山市にある大縣神社で豊年祭に参加してきた我々。
楽田駅から約1kmしか離れていない田縣神社にて、毎年3月15日に豊年祭が行われている。
小牧市のホテルに泊まり、夜通しハッスルタイムだったかどうかは想像にお任せするとして、そして夜が明けた。
今日も快晴という良い日和の中、豊年祭が行われた。
◇ 今回の被験者 ◇
・船木屋紫一 (トリビア20連発)
・あかり姉さん (犬を見せたら危険)
・魔道士エイボン (眼鏡&褐色少女スキー)
・あーびぃ (はたらく奥様)
◇ 来訪 ◇
世の中の知名度的に言えば、豊年祭と言えばこっちが本番と言わんばかりの雰囲気。
ちなみに最寄り駅は名鉄田県神社駅だが、昨日は誰も乗り降りする雰囲気がなく、さらに駅近くに立てられていた小牧一色新都市構想という現状じゃどうやっても無理な夢を掲げた看板があったけど、3月15日に限ってはその言葉が真実だと思えてしまう程の人、人、人。
皆が皆のお目当ては田縣神社のち○こ祭りであることは間違いない。
特に目立つのは世界各国の人々。
日本からではなく、どう見ても海外から来ている人も多く見受けられる。
よくよく考えると、今日は月曜日じゃなかったっけか。
おいらも含めて暇人が多いなぁと思ってしまうのが正直な感想。
さすが日本有数の奇祭と言われているだけがあるなぁ、となんとなく感動。
田縣神社近くの喫茶店でゆったりしていると、法被を着た人やおっちゃんおばちゃんが多数入店してきた。
お昼12時頃になってきたこともあったが、あちこちで定食などの食事を食べているのを見るとなんだか複雑な気分になる。
いくら「名古屋では喫茶店で食事を採ることができる」ということは事前知識で仕入れていたモノの、やっぱり違和感を感じてしまった。
さて、喫茶店を出たところでまず向かったのは神明社。
御輿が神明社に鎮座しているということなので、早速向かってみた。
神明社に到着して我々が見たモノは……。
チ○ポ御輿だーーー!!
御輿もすごいがこの描かれたのぼりはなんとコメントして良いモノか。
神明社自体は特別変わった神社ではないのだけど、この最終兵器に近いモノがあるだけで注目される神社になってしまった、という感じがありありとわかる。
そういえば、神主の装束や袴の色によって、神主の位がわかるということなのだけど、自分はちょっとそのへんのことには詳しくないのでわからない。推測ではあるが、聖徳太子の「官位十二階」の冠の色と同じ色で位分けがされているのだったら、紫が一番偉いということだろうか。
タイムスケジュールを見ると、13時より神明社にて御輿のお祓い、14時より御輿を田縣神社まで練り歩くという。
時間が余っているので、一度田縣神社を散策しようか。
神輿が練り歩くコースを通って神社まで向かったが、その距離は約500mなのであっという間に着いてしまった。
神社の周りには数多くの屋台が見られたので、途中で見かけた変な屋台を紹介しよう。
まず、我々の目に付いたのは珍宝焼。
ぱっと見のネーミングは凄いが、作っているところを見た感じ、中身は至って普通の人形焼、もしくはベビーカステラなので味は特に変わったものではないようだ。
ちなみに作り方はというと、チ○コ型をしたパンやゼリーの型を取るような金型で、それを鉄板の上に載せ、金型にタネを流し込んで焼くという、見た目に比べると結構手が凝っている代物だ。
しかし、物珍しさはあるものの、食べたいとまでは思わない……のは我々だけではないらしく、いろんなお客から興味を引いているがあまり売れていないようだった。
屋台の話が出たのでちょっと余談になるが、屋台のお店には地方風土が色濃く出てくるようだ。
エイボンさんの地元、岐阜ではういろうを売る屋台があるという。この意見に他の全員が知らないという反応。
もしかしたら岐阜限定の屋台なのかもしれない。
そのような屋台は他にもあるのかと考えてみたら、味噌こんにゃくの屋台を地元以外で見かけない。
200円程度で串に刺さった味噌こんにゃくを、ルーレットを回して5〜10本食べることが出来るというものだ。
そういえば船木屋&あかり姉さんの地元、富山では普通に見かけるけど他の地方ではまず見かけない。
続いて見かけたのは焼き物の屋台。
昨日の土産物屋を上回るインパクトのある商品群にはただ度肝を抜かされるばかり。
このへん、サイトにアップロードが出来る限界値ぎりぎりの画像なんじゃないかと。
実を言うと、この土産屋よりも凄い商品ラインナップのある屋台もあったワケだが、木彫りの女性器像とかは存在自体がヤバいモノなので、今回は割愛させていただく。
はっきり言って全身モザイクでないと掲載できなさそうな内容だ。
田縣神社の境内に入ると、これまたたくさんの人、人、人。
田縣神社は、大縣神社や川崎の金山神社と比べるとかなり大きく、こちらの神社も初詣は大変な人出となるらしい。
おみくじや絵馬売り場が大きいというのは予想の範囲内だったが、外人の巫女さんがいるのには正直びっくりした。
扱いとしては通訳扱いだったのだが、ブロンドに巫女服、というのもなんだかミスマッチで面白い。
さて、ここでもやってしまった毎回恒例の絵馬シリーズは最後に紹介するとして、この神社の名物、というかご神体を見ることにしよう。
ご神体に到着するよりも先に見かけたのはこれ。
境内には奉納された面白い石がいくつか置かれていた。
これが天然の造形なのか人間の加工物なのかはわからないが、この石もなんともそのまんまの形なので、この石だけでもお腹いっぱい。
本尊までの道のりにある境内のオブジェだけでもこれでもか、とばかりのインパクトに富んだもの。
はたして、ご神体とはどんなものなのだろうか。
ここから先はお楽しみ!! 続きは次のページ!
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