青森駅から函館駅までは、津軽海峡線を走る特急「スーパー白鳥」に乗車します。
しかし今回使用している3連休パスだと新幹線・特急列車は乗り放題ですが、指定席は4回までしか取ることができないため今回の旅行では青森~函館間は自由席に乗ることに。
しかし自由席に乗ろうとする人は大変多く、ちょっと早めに並んだつもりがホームには既に自由席乗車待ちの行列ができていました。しかも天候不順のため電車が約20分ほど遅れて到着したため、ちょっとキツいものがありました。
スーパー白鳥号に乗って北海道を目指します。
途中、蟹田駅にて10人程度の乗車があったので何事かと思ったのだけど、そういえば今の季節は青春18きっぷのシーズンでしたね。
青春18きっぷの特例として「特急電車しか走っていない区間は特急自由席に限り乗車が認められる」という項目があり、津軽海峡線の蟹田駅から木古内駅がその該当区間になっています。
あかり姉さんは青函トンネルを通過するのは今回が初めて。
初めて青函トンネルを通過する場合は、スーパー白鳥に乗って、進行方向右側(函館からなら左側)の座席に乗るのが最適です。
なぜならスーパー白鳥は他の車両に比べて最も早く、そして座席が海側であれば陸奥湾を眺めることができるから…。
今回はあいにくの天気で海も綺麗には見れなかったけれど、それでも喜んでくれました。
津軽今別駅を通過してついに青函トンネルを通過します。
スーパー白鳥号の場合、ここから大仰に「○○トンネル」とか「青函トンネルに入りました!」とか表示が出るので便利です。
しかし乗っている号車によっては若干遅れ気味になってしまうので、竜飛海底駅、吉岡海底駅を通過した後に「竜飛海底駅付近を走行中です」などと出るのであまり過信しすぎてもいけませんが。
青函トンネルに入ったので、やはり竜飛海底駅と青森県・北海道県境、吉岡海底駅は見てもらわないと…と思ったのですが…
ああ、すっかり寝てるし…
今日はなんだかんだで長旅でした。
熟睡してしまうのも仕方ないのかな…
おいらはおいらで青函トンネルに入った瞬間に目がさえてしまって、反動で抜けて木古内駅に到着してから眠ってしまいました。
青森駅を出発して約2時間。
終点の函館駅に到着しました。
辺りはすっかり夜になり、そして吹雪いています。
函館駅は末端駅であり、函館駅が途中駅の場合は一旦ここでスイッチバックを行います。
先ほどまでいた青森駅もそんな感じですが、ホームの感じはこちらの方が個人的には好きです。
JR北海道はJR東日本では見かけない車両も多く、あかり姉さんがびっくりしていました。
こちらはキハ281系「スーパー北斗」。
函館駅から室蘭本線を経由して札幌駅までを結ぶ高速特急です。
こちらの車両も機会があったら乗ってみたいですね。
そして偶然にもトワイライトエクスプレスの機関車・DD51形も停車していたのでつい写真を撮ってしまいました。
本来ならば函館駅には来ることはなく、1つ手前の五稜郭駅でスイッチバックをするのですがダイヤに大幅な乱れが生じた場合には函館駅に乗り入れる場合があるそうで…。
雪のつき加減からして先ほどまで運行し、函館駅で別の機関車と交換した後まだ停車したままになっていたのでしょう。
本当はもっと撮影したかったけれども、雪の降り方が半端なくなってきたので断念しました。
今回使用した3連休パスでのフリー区間はこの函館駅が北限にあたります。
思えば遠くまできたものです…。
さて余談ですが、函館駅の中には地元の学生が作ったと見られる「夢の北海道新幹線」という題で「コンブ新幹線雲龍号」というものが展示されていました。
北海道…函館といえば昆布ということで製作したのでしょうが、なんというか「風の谷のナウシカ」に出てくる王蟲のような…
なんとも不気味です。
しかし、これを見たときのおいら達の第一印象は意外なものでした。
昆布だと!? 富山県民ならみんな食べちまうぞ!
富山県民の昆布好きは異常なほどですが、夫婦揃って同じ発想に至るとは。
これを見て旅の疲れが一気に吹っ飛びました。
◆3連休パスで北東北・函館ぶらり旅◆
→3連休パスで北東北・函館ぶらり旅【目次】
※ 当サイトの各種サービスをその利用規約等で定める範囲内でご利用いただく場合や、著作権者の許諾なく著作物を利用することが法的に認められる場合を除き、無断で複製、公衆送信、翻案、配布等の利用をすることはできません。また、利用が認められる場合でも、著作者の意に反した変更、削除はできません。記事を要約して利用することも、原則として著作権者の許諾が必要です。
※ 当サイトの情報は執筆当時の情報を元にしているため、現在の内容とは異なる場合があります。